というわけで、あさのあつこ著のバッテリーを読みました。内容は小学校高学年向けの野球を題材にした多感な子供たちの成長物語です。主人公が子供時代の自分に似ていて、非常に楽しめました。ちなみに、作者のあさのあつこさんは50代前半のおばさんで、Wあさのじゃないのであしからず。
バッテリー (角川文庫)
posted with amazlet on 07.09.10
あさの あつこ
角川書店 (2003/12)
売り上げランキング: 531
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少年に戻りたい
素直に面白かった
だめでした物語のテーマは、大人に守られている子供がそれをうすうす自覚しつつも自立を求め周りに軋轢を生み、そして角が削れて大人になっていくってことで、僕みたいな軋轢生みまくりの自意識過剰人間からしたら同感するところが大いにあるわけです。
自分のことを認められたいけど、誰かと比較されるのは不愉快で、
褒められてもそれが自分が思う自分の長所でなければ素直に受け取れないし、けなされたり無視されると自分を正しく評価してくれていないと拗ねる。
主人公の巧はそんな少年です。中学校一年生ながら、元甲子園球児をストレートだけで討ち取ることができる能力の割りに、心は未成熟であったためにそのギャップが苛立ちを増加させる。うーむ、なんとも懐かしい話しだなぁ。。。
世のお母さん方はこの本を読んで、プライドが高い子供がどんなことを考えているのかしっかり理解してほしい。まあ、理解しているんだろうけど。
というわけで、次回はたつみや章作の“月神の統べる森で”です。



そんなに軋轢なお子様だったのか。やれやれ。
そんなにむちゃくちゃはないよ。